エスコシステムズが語るESCO事業の重要性
ESCO事業はこれから期待されるビジネスといってもいいでしょう。
これまではエネルギーは使えば使うだけ経済が活性化されて良いと考えられていたので、エネルギーはひたすらに消費をするのが良いとされていました。
ですが、そのことによって環境に大きなダメージを与えるという事が分かった今、地球に優しくエネルギーを使うという事が求められるようになってきたわけです。
これは、言うは易く行うは難かしいという事をまさに地で行くような難しいビジネスとなります。
エネルギーは使うことは簡単ですが、一度でも使った経験のあるエネルギーを節約するという事は人に取ってはとても困難な事でもあるからです。
人は一度でもいい思いをしてしまうと、それか経験となって当たり前になるというところがあります。
これは人の習性といっても良いかもしれません。
ですから、省エネというのはこの人の習性に逆らってする行為という事にもなるのです。
エネルギーを一切使用するのをやめて原始人のような生活をするというのであれば話は早く分かりやすいのですが、そのような事は出来ません。
となれば、バランスを取って地球に出来るだけダメージを与えないで全ての事をしていく必要があるわけですが、このバランスを考えるという事は言うまでも無く難事業となる事になります。
どこまで節約するか?という問題がある
何しろバランスを取る時の正解はどこにもないという事があるわけで、どこが一番良いバランスのとれた所なのかは、自分たちで決めるしかないという事になってしまっています。
何しろどこまでエネルギーを節約すればいいのかは決まってはいないわけですから、その中でベストな案というのは誰にも分からないし、決められるものではないという事になってきます。
そうなると、さまざまな案を出して、利用者にどれがいいのかは自分で判断してもらう他ないという事になり、今のESCO事業のほとんどはこのやり方になっているといってもいいでしょう。
ですから、非常に分かりにくく難しい事業となっているわけです。
選ぶ側としてはさまざまな案が提示されて、それぞれにメリットデメリットが紹介されてある程度の良し悪しはなんとなく分かるようになってもでは、どれがベストなのかというと判断が出来ないものとなる事が多くなります。
何しろバランスに適切な回答はがあるわけではないので、基準を定めないままに解答だけを求められても難しいという他ないという結論になってしまいます。
その結果、当然出てくる結論は今の事業で差しさわりの無いところになるようにするという結果して出せられないという事になっていくわけです。
この中途半端な提案では今の活動の何かを変えてまで省エネをする必要性が分からないという事になってしまう事がほとんどでしょう。
エスコシステムズが忠告する習性を変える難しさ
環境問題はある事は知っていても、自分たちがそれにどれだけの寄与をしているのかが明確になり、それをやめなければ地球が滅ぶという事が明確にでもなっていない限り、今の活動を変える事の方がリスクが高いと考えてしまいます。
何しろ今の活動を変えたり、止めたりすれば、当然それは収益源という形で返ってくる事になりますから、これによって生活が脅かされるという事も考えられます。
そうなれば、リスクを出来るだけ避ける考えをするようになるのは人としては当然の反応というとになるでしょう。
このESCO事業をさらに前に進めていくには、エコによって地球がどうなるのか問う事を明確にしていく事が必要になるでしょう。今のままではあまりにも曖昧で根拠に乏しすぎるというのが現状という事になるはずです。
エスコシステムズより引用
何しろ温暖化しているといいながら、実は寒冷化しているという学者が出てきたりと、実にさまざまな意見が出てきているような段階なのが今の現状です。
そのため、あやふやに環境が悪くなっているという事しか言えなくて、何がどう悪くなっているのかを明確に言えていないのが今の状況です。
実際に地球は温暖化しているのだろうか?
これが正確に言えるようになると、人々の意識も明確に変わってくる事になるでしょう。
何しろ他人ごとではないという事が明確になっているわけで、そうなると自分の住んでいる環境も悪くなることも考えられるわけです。
人は実際に自分がその害に合わなければ、なかなかその本質を理解することは出来ないということもしっておくべきでしょう。
実際に自分が身の危険を感じることが無ければ、今の心地よい状態をキープしたいと考える人が多いのが現状です。
そのために助かっている事もあるのですが、まずいこともあります。
今のまま環境が悪くなりつづければ地球は大きな危険にさらされるという事も考えられています。
ですが、これについてはまだ根拠不十分として楽観視されるケースも多いといえるでしょう。
そして、楽観論と悲観論が戦いを続けることになるわけですが、これとて、いくら戦っても判断が出来る話ではないので永遠に決着がつかない難しい問題となっています。
そこにESCO事業は関わってきたわけですから、期待されつつも難しい事業である事は間違いありません。
最終更新日 2025年7月9日 by meisho